彼は変わらない | 役員秘書の恋愛指南

彼は変わらない

今日、書くことは私の持論なので、「そんなことない!」という人、思いたい人はいらっしゃると思います。

その場合、あくまで私の考えということで流してくださいね。


もし、そうかもしれないと思った方は、少しでも参考にしていただければと思います。


私は「人は変わらない」と思っているのです。

それは、よくも悪くも、人の持っている性格、個性というのは、人が変えられるものではないからです。

もし、変わるとしたら、本人が変わろうと思った時だけです。

だとしても、生まれ持った性質や、長年培った性質は、すぐには変えられないと思うのです。


男性も女性もそこは同じです。


例えば、私の場合。


明るくて楽天家だけど、あまり騒がしいタイプではありません。スポーティなタイプではないのです。

もし、私にアクティブになって、アウトドアを一緒に楽しもうと言われても苦痛です。

そのままの私と楽しみたいと言ってくれる男性でないと、長続きしません。


それと同じで、その人そのものを受け入れないと恋愛は成り立たないと思うのです。


私は一度、自分の力で人を変えられると思ったことがあります。


私の持っている性格が招いたことでもあります。

私に近寄ってくる男性は、タイプとしては色々といますが、案外見栄っ張りも多いのです。

見栄っ張りの人は、本当に後ろに自信が備わっていることもあれば、虚構の見栄っ張りも居ます。

見栄っ張りは自慢するタイプもいたり、表面的な肩書きを大事に思うタイプもいるし、うそをつくタイプも居ます。


私は20代前半の頃、嘘つきタイプと付き合って失敗したことがあります。

他の面はとても気があったし楽しかったので、上手くいっていたのですが、嘘つきというのは人格的にかなり劣ると思います。

そこを重要視していなかったのですが、段々と私も大人になるにつれ、これは違うと思いピリオドを打ちました。私の力で変えられると思ったけれど、とっさの時に嘘をつく癖というのは、簡単には治らないし、習慣になっているところもあるように感じました。


本人がそれを良かれと思って嘘をつくのか、後先考えずについてしまうのかは分かりません。

でも、私は、嘘つき(相手を傷つけないための嘘はいいとして)は、どうしても馴染めないのです。


話は変わりますが、男性で浮気性の人がいますよね。

でも、私は男性って、浮気な部分は誰もが持っていると思うんですよ。

プラス、若い頃は落ち着かなくても当然です。


男性が落ち着いてくるのはいつ頃でしょう。

20代半ば過ぎて、後半になってきてもまだ浮気性だったりすると、そのまま変わらないかもしれません。


また、何度か浮気した人は、一度納まっていても、長い人生、浮気する可能性はかなり高いです。


私は浮気している人、不倫している人を男女問わず沢山知っています。

その人たちは、かなり上手いのです。パートナーに分からないように浮気しています。

私は、墓場まで完全に持っていける器があるのなら、それはそれで由とも思うのです。


でも、大半は、ボロが出るため(特に男性の方が下手)、相手を傷つけてしまいますよね。


私は、浮気の可能性がある男性と付き合うなら、これだけは覚悟して欲しいなと思うのです。


それはね。

「浮気するという性格を含めて彼を受け入れる」

ということなのです。


浮気してもいいと思うのは、好きという気持ちに相反していますよね。

もちろん、表立って、「浮気しても許すわよ」なんていわなくてもいいです。


でも、浮気する性質を持っている人は、男女問わず、浮気することが一生のうちのどこかで来ると思うのです。そういう相手だということも含めて受け入れていれば、あなた自身が傷つかなくてすみます。


逆に、そういう相手と付き合ったり結婚するというのは、それだけの器がないと難しいと思うのです。

(苦しむという意味で)


浮気するかもしれないからと言って、未然に嫉妬したり、心配したり、携帯チェックしたりするのは、余計心が離れて、本当に浮気してしまうかもしれないので、お勧めしません。


でも、大らかに構えていても浮気される可能性は高いです。

ビクビクするのはバカらしいし、かといって、浮気してもいいと構えるほど、人間が出来ている人なんてそうはいないと思います。


でも、浮気も甲斐性と思い、見てみぬフリするだけの女の大きさがないと、苦労するのは自分自身です。

自分にそのキャパがないと思ったら、早めに手を引くのも一つ。


苦しくても、一緒に歩く道を選ぶのも一つ。


大らかで寛容な女になるのも一つです。


最後の大らかで寛容というのは、浮気されても黙っている女ではなく、相手がこっそり浮気しているのなら見逃すという、賢さです。

相手は単なる浮気なのです。本当に戻ってくるのは自分のところだと信じて、笑える余裕がある人が、浮気する男性を受け止める上に、苦しまないキャパがあるのかもしれません。


ちなみに、私はそんな器はありませんので、手を出しません!


そうそう。

以前、野球選手だった落合さんが浮気した時に、会見で奥さんがこんなことを言っていました。

「そんなの、電柱にオシッコしたようなもんでしょ」って。

手のひらの上で転がしているんだなあと感心しました。


話は戻って、浮気性の彼、彼女。子供嫌い。親と上手くいかなそう。友達少ない。オタク系。家事嫌い。

仕事が安定しない。金銭的にケチ。短気。いい加減。優柔不断。


などなど。

短所ともいえるけれど、裏に長所も隠れているはず。

短所、長所は表裏一体。

短所を直そうとすれば、長所も隠れてしまいます。

なので、短所だけを直すのは非常に難しいし、性質、性格、資質などは、本人が努力して心がけない限り、変わりません。


そのままの相手を受け入れられないなら、やめる方が無難です


でも、「そのままの相手を受け入れられない自分と戦いながら、苦しみながら続ける」こともアリでしょう。


また、「お互いに折り合っていく」ことも可能かもしれません。

その場合、どこまでは許せて、どこからは駄目か、自分の中でラインを引いておかないと、後辛い思いをするかもしれないので、先に自分の中で線を区切っておくもいいと思います。


皆さん、いい恋をしてくださいね!