渡辺 淳一 「男というもの」
- 著者: 渡辺 淳一
- タイトル: 男というもの
~目次より~
幼少期
戸惑いと決断
メンタルな性
処女願望
肉体の記憶
なぜ"風俗"に行くのか
結婚をめぐって
エクスタシーへの招待
種の保存
浮気と本気〔ほか〕
元々、渡辺淳一さんの小説が好きで、このエッセイが出た時もその延長で読みました。
でも、びっくり! 目から鱗。
さすがの私もここまで男性の本音を知りませんでした。
果たして、結婚歴何十年という女性だって知っているかどうか。
男性はナイーブで、プライドが高く、案外小心者で、浮気ものの生き物なんだと分かるのです。
この本を読んで以来、男性が浮気したくなるのも、Hが好きなのもしょうがないなと達観しました。
本能的な問題なんですものね。しょうがないです。
(かといって浮気を容認する必要はないですが!)
この本で私が一番、なるほど~と思ったのは、なぜ、男性が「自然消滅」をしてしまうのか。
男性らしい優しさと優柔不断からくる、逃げの本音が垣間見れて、必読の書だと思いました。
女性なら読んで損はないと思いますよ!