相手の魅力をはからないで! | 役員秘書の恋愛指南

相手の魅力をはからないで!

人って本当に不思議です。

自分のことも、人のことも、「そのものの価値」では判断できないのです。
人と比較して、自分は上か下か、その人の魅力はどのレベルかを判断するのです。


女性って怖い生き物ですよね。
初対面で、何気なく、上から下まで、舐めるように眺める女性っていませんか?
そこまで露骨でなくても、人は一瞬にして、その人の価値を判断するのです。
外見さえよければいいとは言いません。
でも、外見に現われるファッションセンス、顔立ち、化粧、持っている小物、知性など、一瞬にして見て取って、その後の対応を考えるのが女性です。

男性だって、自分の頭の上を相手には見せないと思うような、プライドの高い人もいらっしゃいますよね。

人は、誰でも、最初の印象で、自分と相手の力加減を図っているのです。そういえば、犬でさえ、その家に来た瞬間、自分の力加減を判断して、一番強いと思う人には従い、自分より下だと思う人間には従わないということがありますよね。

さて、本題です。

人はそこまで自分に自信満々にはなれない生き物です。
それはそうですよね。
完璧な人はいないし、上には上がいるし、自信たっぷりに生きれる人は逆に自惚れが強いか、自意識過剰だと思います。

だからこそ、異性、同性に関わらず、相手の価値が自分より上だと思うと、緊張したり、おどおどしたり、つい下手に出たり、自信がなくなったり、つりあわないのではないかと心配になったりするのだと思うのです。

そして、全てではありませんが、相手のそういう気持ちが見えると、上になった立場としては、どうしても対等に付き合えなくなるのが人間です。
相手もそのような雰囲気をかもし出すので、逆に気を遣った対応をせざるを得ないのです。
対等でなければ、面白くないですよね、何事も。

それでは、そうならないのにはどうしたらいいのでしょう。

それは、「人と比べないこと」に尽きます。
周りを見ない、井の中の蛙ではしょうがないですけれど、周囲はちゃんとみた上で、自分の魅力を最大限に自分で認めてあげて、自己嫌悪にならず、自分を好きになってあげること。

そう、自分の価値を自分で認めて、人と比べない。
人は人。自分は自分なのですから。

そうすれば自分らしく堂々と振舞うことが出来て、どんな相手の前に立っても、びくびくすることなく、余裕を持って話したりすることが出来るのだと思うのです。

根拠のない自信は崩れます。
なので、自分らしさを大切に、自分らしく生きていけるのが一番だと思います。